鉄筋かご
本店営業部立野です。イーストワン日本橋三越前は着々と工事が進んで参ります。今日は実際に鉄筋を挿入している場面やなかなか間近で見ない鉄筋をお見せします。鉄筋の第一印象は、、、「こんな頑丈な鉄が地面に約23m近く下まで入りこむんだ、、、地盤はガチガチになるんだな、この土地に何本入るの?」と思いました。
一つの穴(堀った箇所)に4本組み合わせて合計約23m下まで挿入します。
口径は約1200mmです。
一箇所に全部で4本の鉄筋が組み合わせますが、よく見ると全て鉄筋の組むスパン、ピッチが異なります。私もそうですが素人目だと全部同じ鉄筋に見えますよね。
約6.5mから7m程度の鉄筋かごを10番線などの鈍し鉄線にて接続しながら挿入していきます。
鉄筋挿入
いよいよ鉄筋かごの挿入です。
掘り込んだ穴に先程の鉄筋かごを一本ずつ差し込んで行きます。
となりの建物と比べるとどれだけ長い鉄筋かごだって事がわかります。
鉄筋かごはゆっくり地面に入って行きます。
4本全て挿入したら次はコンクリート打設です。
まとめ
地盤補強にも色々なやり方があります。その中でもこのアースドリル工法、鉄筋かごを地内に埋め込んで更にコンクリートを打設するなんて余程地盤強化されているなと感じました。写真だけ見ていても「しっかりと地盤補強しているな」という事が伝わると思います。
アースドリル工法の概要は、ドリリングバケットを回転させて地盤を掘削、バケット内部に収納された土砂を地上に排土する方法で掘削を行う。孔壁は、表層部では表層ケーシングを用い、それ以深は安定液で保護する。掘削完了後、所定の形状に製作された鉄筋かごを孔内に建込み、トレミーでコンクリートを打込むことにより杭を築造する。
建物自体も安心で安全な頑丈なものを作る事が大切ですが、地盤補強はそれ以上に大切ですね。