重機搬入
本店営業部立野です。イーストワン日本橋三越前は確認申請も承認済となりまして、いよいよ着工です。間取りや仕様に関しては追々お届けしたいと思っております。
さて、何もなかった現地に次々と重機や機材が搬入されていきます。木造一戸建ての重機とはまた違ますね。
たまに幹線道路を走っている姿を見せるこの車体ですが間近で見ると大きい。名称はセルフローダーです。
セルフローダーとは
荷台部分にあおりが付いていない形状のセルフローダ。このセルフローダは、車検の無いトラックや自走できない建設機械を輸送する目的で使用されている車載運搬車のことを指しています!キャビンと荷台の間には、ハイジャッキ(油圧昇降式のシリンダ)を採用し、車両前側を上昇させることにより、車両後部を傾けて地面に近づけることが可能です。これにより、後方部分からトラックや重機を積み込むことができます。ちなみに、セルフローダーは、クレーンなどを架装したタイプも存在します。
地盤補強
杭打をする為の重機です。
つまり地盤補強をする為の重機です。
約20坪の敷地に8箇所補強します。近くで見てみると
アースドリル工法
本工法は、ドリリングバケットを回転させて地盤を掘削、バケット内部に収納された土砂を地上に排土する方法で掘削を行う。孔壁は、表層部では表層ケーシングを用い、それ以深は安定液で保護する。掘削完了後、所定の形状に製作された鉄筋かごを孔内に建込み、トレミーでコンクリートを打込むことにより杭を築造する。
施工順序
① 掘削機を水平に据付け、ケリーバを杭心に合わせる。
② 掘削を開始する。表層ケーシングの建込み予定深度まで掘削する。
③ 表層ケーシングを鉛直に建込む。
④ 土質に適合した安定液を注入しながら掘削し、支持層の確認後、根入れ掘削を行う。
⑤ 底ざらいバケットで一次孔底処理を行う。
⑥ 地上でかご状に加工した鉄筋を孔内中央に鉛直に建込み、トレミーを挿入する。
⑦ 沈殿物がある場合、二次孔底処理を行う。
⑧ トレミーで、所定の位置までコンクリートを打込む。
⑨ コンクリートの打込みを完了する。
⑩ 表層ケーシング引抜き後、空掘り部分の埋戻しを行う。
まだ補強の一箇所目が始まったばかりなので次回ブログはもう少し掘り下げて画像をお届けします。
まとめ
RC10階建と木造一戸建3階建の地盤補強とは工事内容が若干違いましたが、共通する事はきちんと地盤調査を行った上で地盤補強をやるという事ですね。構造躯体そのものも大事ですが、まずは地盤をしっかりと補強させる事がお客様も根本から安心できるのではないかと思います。只今、絶賛地盤補強中なので興味のある方は是非見に来て下さい。