イーストワン日本橋三越前 避雷針
避雷針とは
WIKI先生から引用
建築物を雷や落雷から保護するものです。地面と空中との電位差を緩和し落雷の頻度を下げ、また落雷の際には避雷針に雷を呼び込み地面へと電流を逃がすことで建物などへの被害を防ぐ。そのため、「雷を避ける針」という表記ではあるが、実際には必ずしも雷をはねのけるものではなく、字義とは逆に避雷針へ雷を呼び寄せる、いわば「導雷針」ともなる。
防護範囲
避雷針の防護範囲を決める方法は、保護できる角度内に建物が収まっているかを見る「保護角法」があり、旧JISA4201では、避雷針の先端から頂角45度または60度の円錐形内に収まる部分が、落雷を免れる範囲としていた。しかし、2003年にIEC規格に合わせてJIS A 4201が改訂され、大きな建物などでは、円錐状でなく回転球大砲によって求められるラッパ状の部分を、落雷から免れる範囲とするようになった。避雷針の効果は、半径30m以内の範囲と限られている。
ただしこの範囲は、「この中では絶対に落雷がない」というものではない。また避雷針そのものには落雷するため、避雷針やこれに接続された導線などに触れたり、あるいはその直近に居ると雷撃を被り、死亡することがある。その他、避雷針やこれに接続された導線の直近に電気機器などを配置すると、これに流れる雷電流そのものの分流や電磁誘導作用により破壊されることがある。
避雷針への落雷時、落雷のタイプや規模、接地の種類、大地抵抗率などの条件に関わらず、避雷針の接地極より2.5メートル範囲内の大地の電位勾配は極めて急であり、少なくともこの範囲内は極めて危険である。すなわち避雷針への落雷時、避雷針システム及びその周囲には高い電圧が発生することに十分な注意が必要である。屋外地上部で埋設標などを頼りに、避雷針システムより十分な距離を確保したつもりでも、避雷針に接続されている導線、まして接地極の大きさ、広がりなどはおよそ見た目にはわからず、安全ではないので、雷に遭った時には、屋外に形成される避雷針の防護範囲に避難するのではなく、避雷針の防護範囲内に収められている建物内に直ちに避難する。
実際どうなってるの?
今回建ててるイーストワン日本場氏三越前ではRC造なので鉄筋にプレートつけて線を繋げて地面に逃します。
それがこれ!私も初めて見ました。
鉄筋にプレートがついています。
横から見るとしっかりと鉄筋にくっついてます。プレートにも線がついているのが確認できますね。
この鉄筋が10階まで続き、避雷針に雷が落ちたとして構造躯体を通って地面に電気を逃します。
まとめ
避雷針がないと建物に落ちてしまったら火事になったり電子機器が壊れたりしてしまいますね。とはいえ避雷針があるからと言って安全とは限りません。ないよりはあったほうが良いですが、雷がなったらできれば20m以上の建物の中に避難しましょう。
※20m以上の建物であれば建築基準法上設置義務がありますので大半はついております。