埋戻し作業
埋戻し作業とは
埋戻しとは、基礎又は地下を造るために掘削した空間を、土で埋めることです。元々、地盤を掘削したので、名前の通りですが土を埋めて戻す事について埋戻しという事です。そのまま。。。って感じですね。
土を基礎の間に入れていきます。
埋戻しに土砂が多く使用されるのは、圧密沈下防止の観点から、土を十分に締固める必要があるためとされます。
また、各層ごとに十分に突固めをしますが、水締めを必要とする反面に余分に水を使用すると締固めがうまくいかなくなる場合があるので注意が必要です。
まとめ
埋め戻しの土の種類にも何種類かあるそうです。埋戻しに使われる土は、「埋戻し土」と呼ばれます。根切りした土をそのまま使うケースもありますが、根切り土の質に問題がある場合もあるため、購入した山砂などが使われることも多くなっています。埋戻し土は、基本的に砂質土などの良質土でなくてはならないためです。
解体工事においては、解体後の整地の際に埋戻しが行われます。その時は工事の際に掘削した土砂や、場外から搬入した砕石が使われます。最近では環境問題によって、解体工事で出てきたコンクリートガラを破砕してその石を埋戻し材としてリサイクル活用するケースも多くなっているそうです。