イーストワン日本橋三越一階立ち上がり配筋
一階立ち上がり配筋
前回は一階の壁立ち上がりを作るのに空枠を設置しました。次は鉄筋を組みます。組んだ鉄筋に新たに型枠を組みます。組んだ鉄筋と型枠の中に生コンを流します。
生コンを流した時に圧がかかって型枠が倒されないようにしっかりと固定します。
コンクリートの打設前に各種の配管を設置します。
完成後もメンテナンスしやすいように、穴の空いたケーブルを配置します。その中に電気線などを通して、各部屋に配線していきます。
そもそも鉄筋コンクリートとは
鉄筋コンクリート(RC造)は文字通り、鉄筋とコンクリートが一体となったものです。なぜ一体にしているかというと、鉄筋とコンクリートにはそれぞれ正反対の特徴を持っているからです。
鉄筋は圧縮に弱く、引張りに強い性質を持っています。一方、コンクリートは圧縮に強く、引張りに弱い性質を持っています。加えて、鉄筋は火に弱く錆びやすい性質、コンクリートは火に強く錆びにくい性質を持っているため、鉄筋をコンクリートで覆うことにより、お互いの弱点を補うことができるのです。
まとめ
完成したら見えない部分の工事は様々な業種が絡みます。地盤調査居、地盤補強、基礎、型枠、配筋、足場、電気屋さん、ガス屋さん、水道屋さん、その他の業者さんが日替わりで工事します。
写真で見ると様々な業種の人たちが作りげたのがわかります。
その中でも壁の立ち上がりまで工程が進むと生コンを流す前に空間を作っておくなど電気配管を通しておくなど面白い作業がたくさんあります。